税金ってどうやって勉強すれば良いのかな?
税金の勉強に役立つ本はあるかしら?
こんな悩みを抱えている方向けに、脱サラして個人事業主になる際にしっかり勉強しないといけないと思い、初心者向けの税金本を色々読みまくった筆者が、おすすめ税金本3冊をご紹介します。
・税金の勉強をこれから行いたい人
・分かりやすい税金本を探している人
・経営者・フリーランス(個人事業主含む)の人
特に経営者・フリーランス(個人事業主含む)の方は会社員の方に比べて節税の余地は大きいのでおすすめです。
税金の勉強に役立つおすすめ実用書3選
今回ご紹介する3冊はどれも分かりやすく、初心者向きの実用書です。
それぞれ内容を要約していますので、参考にしていただければと思います。
(1)改訂版 税金を払わずに生きてゆく逃税術
著者の大村さんは元国税局調査官です。国税局に10年間勤務した後、出版社勤務などを経て、2000年から税金、法律、ビジネス関係を中心に執筆活動を行なっています。
タイトルが過激なので驚いてしまう方もいるかもしれませんが、中身は非常に真面目な節税マニュアル本です。
前半は超富裕層向け、後半は一般層向けに様々な節税テクニックが記載されています。後書きには逃税する理由や意義について記載されています。
目次を読んでいるだけでも勉強になるくらい中身が充実しています。
本書は職業を問わずどなたにもおすすめの一冊です。
(2)お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
著者の大河内さんは日本大学芸術学部出身で、芸術や芸能関係からブロガーまでフリーランスやクリエイターの税金関係をたくさん見てきているフリーランスに優しい税理士です。
本書ではフリーランスになりたての漫画家のあんじゅ先生が、税理士の大河内さんの指導のもと税金について学んでいくというストーリーマンガが展開されます。
特徴としてはフリーランスと会社員の違い、税金、社会保険についてなどについて、かなり踏み込んで書いています。まさに「ギリギリまで、ぶっちゃけます」と書いてある通りです。一方で重要なことについては非常に丁寧に解説されています。
まさに全てのフリーランスの入門書とも言える一冊です。
ようこそ!フリーランス1年生ぶっちゃけ知らないと損する税金と領収書の教科書
著者の鎌倉圭さんは広告代理店、モデル・タレント事務所、お笑い芸能プロダクション、飲食店などの社長も務める税理士です。2007年には音楽でCDデビューもしているマルチな才能をお持ちの方です。
本書では各章の冒頭にストーリーマンガが差し込まれており、「節税できる」「できない」の事例を解説しています。その後に詳しい説明を行うという流れで進んでいきます。
実際によくある事例を元に解説しているので、イメージが湧きやすいということが特徴です。また経費に関してのストーリーが豊富なので、こういった場合も経費にすることができるんだ、と参考になります。
経費について学びたい方には特におすすめの一冊です。
まとめ:税金の勉強は継続することが大切
税金の勉強は一日や二日で完結するものではなく、継続して勉強していくことが大事です。
まずは一冊読んでみて、今日から少しだけでも税金を意識した生活を送って家計改善につなげていきましょう。
なお、家計改善に役立つ書籍に関する記事も書いていますので、こちらもあわせてご覧下さい。