作業効率爆上がりガジェット「Stream Deck MK.2」レビュー

こんなお悩みをお持ちの方向けに、今回の記事では、Elgatoの人気ショートカットデバイス「Stream Deck（ストリームデック）」シリーズの最新モデル「Stream Deck MK.2」について紹介していきます。

リモートワークが当たり前になりつつある今だからこそ、自宅で効率良く仕事を行いたい人はぜひご覧ください。

Stream Deck MK.2について

はじめにStream Deck MK.2の商品性について紹介します。

Stream Deckは、配信者やクリエイター向けに特に設計されたハードウェアデバイスで、LCDキーをカスタマイズすることで物理ボタンを押すことでワンタッチでアプリやサイトを立ち上げたり、複数のアクション（例：ブラウザを起動して、ホームページA、B、Cを同時に立ち上げる）を行うことができます。「Stream Deck MK.2」はその最新モデルで、対応OSはWindows 10、およびmacOS 10.13、またはそれ以降です。

配信者やクリエイター以外の方でもアイデア次第で色々活用できます。筆者はよく使うアプリやショートカットキーを登録して使っています。

Stream Deckには「Stream Deck Mini」「Stream Deck MK.2」「Stream Deck XL」の3種類があり、それぞれボタンの数が6個、15個、32個と異なります。

惜しいポイント

ここからは1ヶ月間毎日使ってみて惜しいと思ったポイントについて解説していきます。

カスタマイズに慣れるまで少し時間がかかる

LCDキーのカスタマイズは、Stream Deckのアプリから行います。

例えば、特定のアプリをワンボタンで起動するようにするためには、以下の流れでカスタマイズします。

初めてカスタマイズを行う場合には、ドラッグ＆ドロップの部分が少し分かりにくいため時間がかかるかもしれません。もしやり方が分からない場合には、YouTube動画で検索すると紹介動画などが見つかるので参考になります。

安価ではない

筆者がStream Deck MK.2をアマゾンで購入した時は、20,100円（税込）でした。価格推移を見る限りでは19,000円（税込）〜21,000円（税込）が相場のようです。安くはない・・・ですよね。

高評価だったポイント

次に高評価だったポイントについて解説します。惜しいポイント以上に良かったポイントが多かったです。

LCDキーのカスタマイズ性が高い

LCDキーはStream Deckのアプリから自由にカスタマイズ可能です。アプリを立ち上げたり、ショートカットキーを割り当てたり、複数のコマンドを連続で実行するようにすることもできます。さらにテンキーにしたり、音の出力先を切り替えるために使ったりとカスタマイズは無限に可能です。

筆者はトップページにSafariやSpark、Slackなどの普段からよく使うアプリを割り当てていますが、さらに「×」には「⌘＋W」（Macの場合。Windowsでは「Alt＋F4」）のショートカットを設定して、一瞬でアプリやウインドウを閉じることができるようにしています。

どんなカスタマイズをすれば良いか分からない人は、YouTubeなどで他の人のカスタマイズの仕方を見てみると参考になります。自分では思いつかないようなカスタマイズ方法が発見できるかもしれません。

最大10ページまで作成可能

ボタンは15個ありますが、それで足りないという場合には、最大10ページまで作成可能です。各ページに「前のページ（もしくは「次のページ」）」ボタンを１個設定しなければいけませんので、それを除いて計算すると、最大140個（＝（15個ー1個）×10ページ）のLCDキーの設定が可能という計算になります。普通に使っている分には十分な量かと思います。

キーボードの横に置くにはちょうど良いサイズ感

本体サイズは8.4 x 11.8 x 2.5 cm（長さ×幅×高さ） 。キーボードの右側にマウス、机の中央にStream Deck Mk.2という配置にちょうど良いサイズ感です。

まとめ：Stream Deck MK.2で作業効率は爆上がり

Stream Deck Mk.2を購入することで、PC作業の効率は劇的に上昇します。一度使ったら便利すぎて手放せません。

キーをカスタマイズする際には、YouTubeなどで他の人の使い方を参考にすると、自分では思いつかなかった効率的な使い方が発見できるかもしれません。

PC作業を効率化させたいと思っている人は、ぜひチェックしてみて下さい。