ふるさと納税の仕組みを徹底解説!メリット3選&おすすめサイト紹介

「ふるさと納税」とは、応援したい自治体(都道府県・市区町村)に寄附という形で納税ができる制度です。

寄付をすると、自治体や地域産業に貢献できるだけでなく、多くの自治体からは寄付のお礼として、地方のお礼の品や、寄贈した地域への旅行券・宿泊券をもらうことが可能です。

2015年には税制改正により、寄附に対して戻ってくるお金(控除)上限額が約2倍に引き上げられたり、「ワンストップ特例」により確定申告が不要になるなど、より便利になり人気が高まってきています。

今回はふるさと納税のメリット3選とおすすめサイトをご紹介します。

目次

ふるさと納税のメリット

返礼品がもらえる

地方のお肉やお米などのお礼の品を受け取ることができます。

返礼品の中には旅館やホテルの宿泊券や観光施設の無料券・サービス券、家具やゲームソフトなどもありますので、自分に合った返礼品を選択することができます。

寄附金が控除されて戻ってくる

寄附金から自己負担金の2,000円を引かれた金額が所得税や住民税の控除対象として返ってきます。

2,000円は事務手数料として考えると分かりやすいです。

自分が好きな地域を応援できる

ふるさと納税では好きな自治体を応援することがコンセプトとなっているため、お金の使途を指定することができます。

使途が選べない方は自治体にお任せにすることも可能です。

ふるさと納税のデメリット

減税・節税になるわけではない

ふるさと納税はそもそも寄附であり、減税や節税にはなりません。

税負担が軽減されるわけではなく、寄付という形でお金を納め、翌年それが返ってくる仕組みです。

寄附による税制メリットを享受できる仕組みであると理解することが大事です。

控除限度額を超えると自己負担になる

寄附した額から2,000円を引いた金額が返ってきますが、控除額には上限があります。

控除額の上限を超えていた場合には、控除の対象外となる点は要注意です。

上限額は年収や扶養家族の有無、住宅ローンの有無によって変わってきます。

上限を超えたとしても寄附自体は可能ですが、上限以上の寄附金は全て自己負担となります。

年間6自治体以上で納税する場合、確定申告が必要

年間の納税先が6自治体以上になると、通常は給与所得のみで確定申告が不要な人でも、確定申告が必要になります。

ただし寄付先が5自治体までなので、1自治体に複数回寄附しても1カウントです。

例えば自治体Aに3回、自治体Bに2回、自治体Cに1回寄附した場合は、寄附の総回数は3回+2回+1回=6回ですが、寄附した自治体数は合計3自治体であり、確定申告は不要です。

通常、確定申告が必要になるのは自営業や不動産収入がある人や、副収入が20万円以上ある人、給与所得が2,000万円を超える人が対象です。

ただし申告の方法は難しくはありません。

寄附をすると納税先の自治体から「寄附金受領証明書」が届きます。この書類に対象期間の源泉徴収票、所得税の還付金受取用の口座番号、印鑑、マイナンバー、本人確認書類を準備して税務署に申告します。

寄附金の額にかかわらず自己負担2,000円は必ずかかる

寄附金の額にかかわらず、2,000円は自己負担金がかかります。

返礼品の価値の大きさは寄附金の額に比例します。

収入が少なく控除額が低い場合には、相対的に2,000円の割合が大きくなってしまいます。

2,000円払っても損にならないような還元率が高い商品や満足感の高い商品を選定することが大事です。

ふるさと納税のデメリット回避方法

寄附する自治体を5つ以内に抑えてワンストップ特例制度を活用して確定申告を不要に

「給与所得が2,000万円以下の会社員で副収入がない人」かつ「寄附先が5自治体以内」の場合、ワンストップ特例精度を利用することで確定申告が不要になります。

ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税をした後に「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけで、確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる仕組みです。寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から全額控除されます。

ポイント還元されるサイトを活用して、自己負担2,000円を軽減する

ポイントが還元されるサイトは「楽天ふるさと納税」「au PAY ふるさと納税」「ANAのふるさと納税」です。この中のどれかを活用することで、ポイント還元による実質的自己負担2,000円の軽減が期待できます。

おすすめサイト

「楽天ふるさと納税」が断然オススメ!

ふるさと納税を行えるサイトは全16サイト(2021年10月15日現在)あります。それぞれ返礼品数、掲載自治体数、ポイント還元等に差があります。その中でも「楽天ふるさと納税」は最もバランスが取れているため一番おすすめです。特徴は以下の通りです。

・返礼品数が269,834点と全16サイト中2位(1位はふるさとチョイスで309,115点 )
・掲載自治体数も1,311自治体と全16サイト中2位(1位はふるさとチョイスで1,576自治体 )
・ポイント還元が最大30.5%と全16サイト中1位

なんと言っても「楽天ふるさと納税」はポイントの還元率が大きいことが魅力です。購入金額や還元率次第では簡単に自己負担分の2,000円をポイントで回収できてしまいます。

>>楽天市場はこちらから

おすすめ返礼品

ここからは実際に筆者が購入してみて良かったと感じた返礼品のご紹介です。

【ふるさと納税】綾鷹525ml・爽健美茶600mlペットボトル<各24本入り1ケース・合計48本>

鹿児島県さつま町の返礼品です。綾鷹、爽健美茶の2種類がワンセットになっているので、2つの味を楽しむことができます。健康にも良いので一石二鳥です。


まとめ:ふるさと納税は魅力的な制度である

ふるさと納税はデメリットもありますが、それ以上にメリットが大きい魅力的な制度だと思います。

大事なことはそれらをしっかり理解した上で行動してみることです。

お得な「ふるさと納税」の仕組みを活用して、家計改善に役立てましょう。

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